美容の仕事とマイノリティの関係。

 

最近、性的マイノリティについて色々と調べ記事を書いているわたし。

だけど、ある日いきなり興味を持ったわけではありません。

 

わたしがやっている、メイクや小顔矯正の仕事。

この仕事に携わっていると、『マイノリティ』の問題に真正面からぶつかることが多々あります。

 

そもそも、なんで人は『美しくなりたい』と思うのか?

 それは、逆説的にいえば『自分が美しくない』からに他ならない。

 

自分の中の美的価値観と、現実の自分の容姿が一体化していればそんな悩みは生まれないわけで。

 その悩みが生まれる原因の1つが、

『マイノリティを認めずに規範的な美的価値を強要する社会の雰囲気』

なんだと思う。

 

日本は、この時代になっても全体主義の国だから。

 

『個=一人の人間』よりもさきに、優先されるべき『全体=コミュニティ』がある。

 大企業の社員なんてまさにそれ。

個を滅して会社に尽くせる人間でないと、出世はできない。

 

家族の問題でもそうだよね。

いまだに結婚して子供がいる女性が快適に働けないのも、

『コミュニティに帰属する個』

という考えかたを日本人が捨てきれないから。

 

で、この延長上に容姿の問題もある。

 『規範的な美人』に生まれなかったから、『自分は美しくない』と思ってしまう。

 「社会から求められている理想と自分は違う。だったらもう死んでしまいたい。」

 そういうふうに思ってる女の子がたくさんいるってことも、仕事を通して痛いほど知ってきました。

 

特に男性が理解するのは難しいかもしれないけれど、
女性にとって、『美しくない』というのは『死』にも匹敵する大問題なんです。

 自分は美しくない人間。そんなことを考える自分の心も、容姿と同じに美しくない。

 

人間は、自分の心まで否定したらもう終わりだね。

 

どうやって生きていけっていうんだろう?

 

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わたしは少女のころからかなり自分勝手で、コミュニティの規律を乱しまくって生きてきたから…

そういう全体主義に絡め取られないで、自由きままに生きてこれたんだけど。

 

でも自分のお客さんと関わっていると、本当にこの社会で自尊心を持って生きることの大変さに向き合わざるを得ない。

 性的マイノリティの話だけじゃなく、人間って、ほんとはみんな多かれ少なかれマイノリティなんですよ。


一般論とは違う意見を持ってる。

 

親には言えないような独特な趣味がある。

 

自分が属するコミュニティの人たちとうまく話ができない。。。


そんなこと、誰だって経験があるものです。

だからみんな抱えてる問題は同じだということ。

そのことに気づいて、少しでも、目の前にいる人の気持ちに寄り添って生きる。

 

そんな姿勢を持ち合わせて生きる人が増えたら、

きっと、いままさに苦しんでいる人がもう少し長く生きられるかもしれません。

わたしが自分で作っていきたいと思う社会は、そんなかんじかなあ。

 

…わたしは別に、容姿で悩んだことがあまりなくて。

その点に関してはとてもラッキーな人生だったのだけど、だからこそ無知であり、人を傷つけてしまうことがたくさんありました。

 

そんな、女性に対する同情心の薄いわたしを変えてくれたのが美容の仕事であり、
現在進行形で成長させてくれているのが、わたしの大切なお客さんたちです。


そして、わたしには絶対に守りたい信念があります。

 

それは、

 

①『誰に対しても自分を偽らず、隠さないで生き、仕事をすること。』

 

②『世界中の誰に対しても…たとえ一生会うことがない人に対しても自分をオープンにすること。

具体的には、インターネットを通してわたしの文章に触れ、わたしという人間のことを知る機会を誰にでも開いておくこと。』

 

この2つが守れないようでは、自分のテリトリーに人を招き入れて金銭をいただく資格はないと思う。

 いままでの甘えた自分への戒めも込めて、ここに示しておきます。

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わたしは、自分で仕事を起こして一年ちょっと。

 

技術者としても経営者としても、まだまだひよっこも甚だしい。

でも、気持ちだけは確かにあるということをしっかりと残しておこうと思い文章化しました。

 

最近、色々なことが重なってエモーショナルな話ばっかりで…周りの人を疲れさすかな、とも思うのだけど。

(疲れさしちゃった人、本当にごめん。)

 

でも、やっぱりなにより、こういうことが人生で一番大切だという意志は変えられない。


そんなわたしに同意してくれる人がいるなら、ぜひ大切なことをちゃんと話し合っていきましょう。

 

みなさん、今後ともよろしくお願いいたします。

 

(↓わたしのビジネスブログのほうにも、軽い自己紹介記事があります。

よかったら、ぜひ読んでください。)

http://s.ameblo.jp/makeup-artist-yuriko/entry-12033709769.html